投稿者:くり
タイトル:日本人形
まだ俺が幼稚園にはいりたてのころに体験したこと。
その頃から頻繁に金縛りにあっていたました。必ず同じ夢で金縛りにあう。
それはこの話には関係ないのですが、どうも波長が合ってしまうというか…。
その頃母が一体の日本人形を貰ってきました。青い着物を着ていてガラスのケースに入っていた。どうも値段の高い人形らしいく母は喜んでいたが俺は一目見て気持ち悪いと母にいったが勿論取り合ってもらえず。その人形の置場所は階段を上って廊下に置かれたタンスの上で階段を見下ろす様に置かれた。
家の階段はJの様な形になっていて、曲がっている所が暗いので蛍光灯を付けていたのですが3日保たずにたまぎれしたり、花もすぐに枯れてしまったりしてました。
人形が来てから2〜3週間くらい経った頃の事です。(言い忘れてましたが寝室の障子を開けると目の前に人形がある感じになっています。説明へたですみません)
夜中なぜか目が覚めてしまい障子の上にある時計を見ると2時ちょうどでした。怖いので早く寝ようと目を天井に向けた瞬間金縛りになってしまいました。
まったく動けず瞬きすらできずにいると、見えない力に頭だけ障子の方に向かされました。すると障子の向うにドライアイスでできる煙に色々な光をあてた様に言葉では表しにくいのですが、すごく綺麗な色が交ざりあっていて見とれていました。
すると障子が自動ドアの様に、すーっと開き3秒程後から女の人が滑るようにゆっくり出てきました。その姿は時代劇に出てくる女の人の様な頭で、青い着物を着ていて、すごく恨んでいる者を見るような恐ろしい顔で俺を睨んでいました。勿論その間恐怖から逃れようと、大声をだそうとしたり、目を閉じようとしましたが、声は出ず、目を閉じることができずに長い時間(実際は短かったと思うが)睨まれていました。
その女が消えた瞬間金縛りが解け、大声で泣きながら隣の部屋で寝ている親の所に行き一緒にねました。二十数年経った今でもあの時の恐ろしい顔が忘れられません。
あまり書いたことがないので長文・駄文になってしまい失礼しました。
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