第二十二話

語り部:ta-bo◇(代理)
ID:iHYwWtAM0

【022/100】

中学生だった頃よく友達と神社の階段下でスケボーをしてました。

ある日ひとりの友達が階段の上からタイヤを転がしてふざけていると階段下に並んでいるお地蔵さんに当たって頭がとれてしまい、その時彼氏は

「ぁーあっどぉすんねん、頭とれてもたやん」

と笑ってすませる程度でその日は特に何も思わず家に帰りました。

その夜はリビングてうたた寝してしまい真夜中に目が覚めたそぅです。炊飯器のコンセントあたりからボ〜っと赤い光が見えるなぁと寝ぼけながら見ているとだんだんその光が大きくなりおかっぱの女の子が出てきたと思うと彼氏の目の前に5・6人の坊主の男の子が立っていたそうです。

びっくりして立ち上がり逃げようと両親が寝ている後ろの襖を開けようとしても彼氏が言うには部屋がグルグル回っていて襖がどこなのか全く分からず窓などをバンバン叩いたそうです。やっとの事で襖を開けると男の子と女の子は消えたそうです。

その事を両親に話すとお地蔵さんを壊してないかと聞かれ、次の日急いでお地蔵さんを直しにいきました。

[完]
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