投稿者:千烏

タイトル:夢の中のドッペルゲンガー
これは、百%マジで見た夢。気にかけ過ぎかもしれないし、こんなこと考える自分が相当キてんのかもしれない。けれど、どうしても不安で仕方ないから投稿する。あたし、死ぬかもしんない。

昨日の朝方、夢を見たんだ。夢の中の時刻は、朝方か、夕方近く。曇りの日みたいに少し薄暗い感じがした。

  ┃ 「
__⊥ |(階段)
便所  |___
 ̄~Τ 
Γ ̄   ̄Τ  ̄
| myroom|父の部屋


これは、あたしの部屋近くの間取り。あたしの部屋のドアを開けたらすぐ左に便所があるわけね。夢の中で、あたしはトイレで用を足して出てきた。

あたしの部屋のドアは、これは最近そうしてることなんだけど、あたしがいない時は全開にしてる。夢の中でもそう。あたしは部屋に入って、これはいつもの癖でドアを閉める前に廊下を振り返った。

そしたら、出てきたんだ。

つい今しがたあたしが使ったトイレが、そのドアが内側から開いて、あたしが、左右真逆の、それ以外は寸分も違わない、本来なら鏡の中にいるはずのあたしが、トイレから出てきたんだ。

夢の中のあたしは固まった。目を皿のようにしてね。もう一人のあたしは、ごく自然にあたしの方に一歩か二歩歩いて、左側にちょっと首を傾げてにこっと笑った。(ここで、やっぱり自分の顔は可愛さ三割増で見えるもんだ、と心のどっかで感じた。)

そしてあいつは、そのまま父の部屋に入っていった。

あたしは、体から力がヘナヘナ抜けていく気がした。気の抜けた頭で恐怖を感じて、とにかく母に言おうとして、おぼつかない足で廊下を歩いた。階段のために吹き抜けになっているとこの縁(手すりのようになっている)にすがって、必死で足を踏み出した。後ろを見るなんて思いつきもしなかった。

ここで夢は終わり。五感も全て揃った、あまりにも生々しくて、現実に沿った夢。夢の中できてた服なんか、つい一昨日に洗濯したばかり。この夢がなければ今日にも着てた。

あたしが心配してるのは、現実に則した夢は遅かれ早かれだいたい本当になってきたから。今時期に着る服で、今の髪型のあたし。

あれが夕方のことだとしたら、これが起きるのはきっと日曜日。オカルトな話を面白がって読みまくった罰かなぁ。「呪」系の話は避けてたのに。

……とりあえず、あのトイレは二度と使わないよ。もともと嫌な感じはしてたしね。

そんでもさ、あたしの右手人差し指には目立つホクロがあって、髪の分け目は右側寄りなんだけど……

……それが左になってたら、

「そういうことなんだ」

って、周りの人には気づいてほしい。
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