投稿者:とーま
タイトル:古虎渓ハウス
これは今年の夏にあった生まれて初めてあった心霊体験です。文章とか作るの下手なんでそこらへんは気にせず読んでください。
その日僕は中学の頃からずっと仲のいいT(仮)と男同士にもかかわらず地元ではけっこう有名な心霊スポットの古虎渓ハウス辺りに夜景を見に行きました。そこでくだらない話をしながら夜景をみてるとその夜景スポットから降りた辺りに神社らしきものがあるのに気付いて
「せっかくやし肝試しいくか〜」
と軽い気持ちでその神社に向かいました。
そこは駐車場とかがなくてそこらに路駐して鳥居がある所まで歩いて行ったんですがその神社の敷地に入った途端あきらかに空気が変わったんです。
でも今まで心霊体験やらは全くあった事がなかったんで
「あ〜俺ってやっぱビビりだな〜w」
とか思いながら進みました。
でも鳥居に近付くにつれ段々気分が悪くなっていきすごい恐怖感が襲ってきたんで
「マジで怖いからもう帰ろう」
とTに提案した所
「ん〜せっかくだから俺だけで走ってちょと見て来るわ!車で待っとき〜」
と言って走っていってしまいました。情けない事にすでに自分の膝はガクブルで追う気にもならずお言葉に甘えて車に引き返そうとして来た道を戻っていたらさっきは気付かなかったけどなにか石碑のようなものが道の隅の方にあるのに気付きました。
暗くてよく見えなかったのでケータイのライトで照らしながら石碑を見てみるとそれは昔ここらでやってた大規模な工事の慰霊碑でした。
それを見た途端今までとは比べ物にならない程の恐怖感が背中を駆け抜け逃げ出すように車に戻りました。僕が車に戻った直後にTが全力で走って戻ってきました。
「おかえり〜そこに慰霊碑があってさ〜マジで怖かった」
と言うとTが
「ちょっいいから車出して!とりあえずこっから離れよう」
と言うのでまたしてもビビりな僕は急いで車を出しました。
T曰く鳥居の先に階段があって少し登ったんだけど先が暗くてけっこう上までありそうだったからめんどくなり戻ろうとした時Tがいた所から5段くらい上にソフトボールより少し大きめの球がおいてあり
「近所の子供の忘れ物かな〜とりあえず持ってくかw」
と考え取りに行こうと登ってたら右の方(森になっていて斜面なので人がいる訳ない)から大人や子供のけっこうな人数の話声が聞こえて急いで戻ってきた。そうです
それを聞き
「古虎渓ハウスより今の所のほうが怖いじゃん」
などと話していると車のエアコンの風がなぜか生温くなり操作もしてないのにワイパーが動き出したりと変な事が立て続けに起きて二人とも無言でとにかく急いで家に向かいました。
Tの家に着きTを降ろして
「まあ何だかんだで偶然だって!」
とやたらポジティブなTと別れてそこまで離れていない自宅まで帰り着きその日は即寝ました。次の日仕事へ行くために自分の車に乗り込んだ時運転席側の窓にちっちゃな手形がついていました。
「近所のガキかな〜」
とかぼやきながらタオルで拭いたんですが取れませんよく見たら内側に手形がついていたのです…自分は子供が苦手なので車に子供を乗せた事なかったのでゾクっとしながら急いでその手形を拭き取り仕事に向かいました。
それからこれといっておかしな事は起きてません…しいてあげるならTが彼女とケンカした(いまだに和解してない)ぐらいですw
⇒戻る