投稿者:カヲル
タイトル:乗り過ごしに注意
今回お話しする体験は高校の頃のことです。
その日は体育祭の打ち上げなどがあり、終電で帰りました。しかし、体育祭の後ということもあり〜疲れ切っていた僕は寝てしまい、終点近くで目が覚めました。
やっちまった…と思いながら終点で降り呆然と立ち尽くしました。本来降りる駅から8個ぐらい離れており、田舎のため〜駅の電気は消され、周りにも人はいなく〜店もしまっています。かすかにひかる一つの電灯だけが助けでした。
そして、駅前のベンチに座り〜情けなくも親に連絡をし迎えにきてもらうことにしました。渋々了解してもらい、40分ぐらいそこで待つことにしました。とても心細かったものの〜すぐ来るだろうとベンチでウトウトしながら待っていました。
そして〜30分ぐらいして携帯がなりました。親かな?って思い、画面をみたら…非通知。
なんだろ?って思いながらも、電話にでると…
「もしもし?」
『………。』
「あなたは誰っすか?」
『………。』
「切りますよ〜」
『アハハハハ!!貴方の後ろに霊がいます!!!』
プツッ……ツーツー
めちゃくちゃビビってチビりそうになりました。確かに、そこの駅の近くには有名な心霊スポットがありますが…いや、間違い電話にしても〜かなり悪質でした 泣
もちろん、後ろなんて振り返れないので〜そのまま下に俯き親を待ちました。
あまり怖くないですが、夜中に一人で心細さもありなかなか自分自身では怖かったです。もう絶対に乗り過ごしはしないと決めました。
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