投稿者:日本男児

タイトル:中国人墓地

※自己責任で閲覧お願いします。


初めて。俺が五年前位に体験した怖かった話をします。

当時十代だった俺は、北海道に住んでいた。仲間と毎日集まってお酒を飲んだりして騒ぎまくっていた。最終的に飲み終わると心霊スポットに行くのが日課になっていた。

幽霊など信じてなかった俺は、何処に行っても余裕だった。そして、調子にのってた俺が今までにない恐ろしかった話しを今から載せようと思います。

北海道H川中国人墓地の話

またお酒を飲みまくっていい気分になってた俺達は、俺を含めたABCの四人で中国人墓地に行く事にした。(この中でもAだけ霊感がある)そして車を走らせた。噂では、たくさん聞く中国人墓地も場所は、あまりハッキリされていなかった、

道行く人に場所を聞くとマジに嫌な顔をされ続けた…そして一人のお婆ちゃんが場所を聞く事ができた。深刻そうな表情で

「遊び半分で行く場所では、ないよ?決まり事があるからよく聞きなさい。お墓に行くには、この坂を真っすぐ上がって円じょうになった道をずっと奥まで行きなさい。でも、帰りに車のウシロをお墓に向けて帰っては、いけないよ!霊が付いてくるから気をつけなさい」

って言われた。ようは、バックで出ろって事だ。

言われた通りの道を行くと本当にお墓は、あった。そこ知れぬ不気味な雰囲気だった。朱い字で書かれたぼさつ、明らかに日本の墓とは、違う異様な風景だった。

Aの顔が明らかに引き攣っていた。怖がりのBが

「マジに洒落にならんから帰ろうよ!具合悪くなってきたよ俺」

好奇心旺盛のCは、

「写真撮ろうよ!撮影!」

などと言いながら一人でスタスタ奥に行き写真を撮り始めた。そこから異変に気付いた………

俺達三人は、写真など撮りたくなかったからCをシカトしていた。すると奥の方でCは、何か一人で喋っている。

「押すな押すな!ってゆーか肩叩くとかベタだから」

など言葉を発している。もちろん三人は、肩など触ってもいない。ウシロを振り返えった瞬間に血相を変えて全速力で走って来た。そして、

「肩触ったよね?でも、お前達ここにいるし訳わからんし怖えーよ」

とかなりビビっている。すると

「チリーンチリーン」

音がする。

初めは、鈴虫かなと思ったが音が変わって来て…お坊さんが持つ杖みたいな音に変わって来た。

「ジャキ…ジャキ…」

石に減り込む杖の音。明らかに誰か来る…そう感じた俺達は、ダッシュで車に逃げ込んだ。

そこで俺達は、ミスをおかしてしまった…

慌てた為お婆さんの

「バックで出なさい」

という言葉を忘れてたんだ…車のミラーがどうしても気になるが見れなかった…たまたま後を見たCがそのままの体制で口を開けたまま瞬きもせず人形のようになった…キミが悪い。墓地の敷地内を出ると真っ赤になった目が涙目になっていた。後から話しを聞くとCは、口を重々しく開いた。

「俺、後見た瞬間に体固まっちゃって上半身だけの髪の長い女が体揺さぶりながら手招きして付いてくんだよ…車のスピードが上がると女も早くなるんだよ!マジ怖くて目つむりたくてもつむれなくて何か嫌な予感がする」

珍しくCがビビっていた。Aは、

「洒落にならなくなる。」

と一言呟いた。



それから数日後Cから電話があった。えらく怯えている。話しを聞くと

「墓地で見た女が毎日来るんだよ毎日毎日押し入れから見られていて目が合うとゆっくり出て来るんだよ。そして南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏って唱えると「ソンナノキカナイヨ」って言って顔を押し付けてくるんだ…」

正直鳥肌がたった。

こんな話しを聞いてしまった俺も夢に知らないケロイドの女が出てきてひたすら追い掛けてくる夢を見る。

その女は、耳元でいつも呟く。

「この夢の話言ったら呪うよ!!!!!」

と。同じ夢を見ても自己責任でお願いしたい。
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