投稿者:モゲラEX
タイトル:ドアノブ
ある日、俺は午前5時に目が覚めた。学校に逝くまでまだ2時間もあるじゃねぇか! とキレながらトイレに逝った。 尿をだしたあと1時間30分ほど寝ようというグレイトゥな計画だ。
昨日のデスノート微妙だったなとか思いながら廊下を歩く。部屋は二階だがもちろん階段をよつんばいで登ってくるような過激な霊は見たことない。
そしてトイレ到着。さあ、俺の息子よイエローシャワーを出す準備をしておけとドアノブをひねる。
「・・・!?」
ダッシュで部屋まで逃げた。 もう6月の終わりで窓からは朝日がさしている。
そんな時に出るのはヤバイ。 これは中1の夏には気付いていた。 部屋で落ち着いて考える。
「テラヤバスです、パターン青です。」
と意味の分からない独り言をつぶやき何も考えないようにしていた。
そう、何故逃げたかというとドアノブをひねろうとしてノブに手をかけ力を入れた瞬間
「ムニュ」
こ、この感触は・・・向こうに誰かいる!?そう思った時にはすでに部屋への帰還をしていた俺。
ちなみに親ではない。親はその時トイレから見える部屋でいびきをかいていた。
つまり
トイレ側 〇│〇 廊下側
↑ ↑ ↑
何か ドア 俺
ということに。
読んだくれたにこれだけは知っといてもらいたい。
普段幽霊というものは我々の脳がそれを確認するのを拒否し、いないものとして我々の目に映さず、見せようとしないというのが俺の持論だが今回みたいに向こう側に何かいると脳が拒否できない状態になる、つまり認識してしまうとそこにいるなにかが我々の目にうつるだろう。
つまりこんなことがあればすぐに・・・逃げろ。
じゃなきゃ脳の制御は一回外れるとそう簡単に戻らない。 すると見なくていいものを見るように、つまり一般的にいう霊感というものが身についてしまうから。 見たい人もいるだろうけど見ないほうが・・・見れないほうがいいと俺は思う。
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