投稿者:ハムチーズ

タイトル:老婆
私にはあまり霊感はないのですが、スポット巡りが好きで良くいわくつきの場所等に行っていました。その内少しばかり霊感が付き、色々な体験をしました。その中でも非常に恐ろしい思いをした話をします。

現在から3年前の夏のこと、仲の良い友人2人と遊んでおり仕事スポットに行こうという話になりました。行った場所は巷では兼ねるら有名で身近にあったこともあり、とくに準備等をしないで行きました。

そこは、昼間は沢山の散歩する人や野鳥観察をするなど憩いの場となっていますが、その反面自殺や事故死もあり夜は凄い雰囲気の悪い場所です。3人とも怖いもの知らずでどんどん進んで行きましたが、ある橋の上を通ったとき突然視線を感じ体が重くなり、立ち止まりました。

私『なんかここ変な感じしないか?』 友A「はぁ?変な事いうなよ!!」

私が言うと怒った口調でAが言って来ました。(Aはかなり怖がりです。)

しかし

友人B「俺もなんか空気違うっ言うか、なんか見られてる気がする。」

と言い出しAがかなりビビリ始めました。

しばらく無言で立ち尽くしていたのですが、Aのことも考え引き返す事にしました。が…………そこの出口にはカーブミラーがあり、そこに差し掛かろうとした時Bが突然立ち止まり、カーブミラーに指を指しました。

B「……あれやばい」

突然声を上げたBにびっくりしたAは叫びながら走って逃げて行きました。

私、B「『待てって』」

そう言ってBはAを追い掛けました、私も行こうとして鏡を見たら……………後の街頭のしたに恐らく老婆であろう人が立っていたのが見えました。さすがの私も有り得ないと思い走って逃げました。

家に着き、先程の話をしながら酒を飲みさっさと寝ることにしました。

私は皆が寝静まり始めてから少しして、何か気配を感じ起きてしまいました。しかし体が動かない

私『(金縛りかよ〜)』

と思いながら目を開けると目の前に先程見た老婆がいました。そのまま老婆は私の首を締めはじめました。

本当に苦しくやばいと思い心の中で謝り続けました。 しかし私はそのまま失神してしまい、次に起きた時には朝でした。夜中のは夢だと思いたかったのですが、起きたら友人にこう言われました。



「おまえその首のあざどうしたのよ………」



その瞬間体から冷や汗が吹き出しました。
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