投稿者:カドマ
タイトル:鬼ごっこ
今、僕は学校で鬼ごっこをするのがマイブームだった。毎日、放課後に暗くなるまで校内で鬼ごっこをしていた。そのことがあったのも同じように鬼ごっこをしていたことだった。
友達2人と僕、計3人で鬼ごっこ。そん時は僕が鬼だった。息を切らせて汗まみれになりながらの死闘。友達二人が教室に逃げ込み中から鍵をかけた。教室は2階だったし窓からの行き来はできなかった。つまり完全に密室状態でこっちからは手出し出来なかった。友達は中でこっちを笑いながら窓を空け涼んでいた。
僕はとりあえず帰ったふりをしてドアを開けたところを捕まえようと思いバッグを持ち帰る素振りをして隠れていた。しかし5分経っても10分経っても友達はドアを開けない。それどころか中でも雑談。テンションも下がりきり時間も6時を回っていたので僕は本当にその日は帰った。
次の日、僕が学校に着くなり友達2人が僕に文句を言ってきた。
「昨日、先に帰ったのがマズかったのかなぁ」
僕はそう思ったが友達が言うにはそうではなかった。
「お前、昨日なんで出て来なかったんだよ!俺ら警備員にすげぇ怒られたんだぞ。」
はっきり言って意味が分からなかった。
「お前ら何時帰ったの?」
僕は友達に聞いた。
「7時半」
「そんな時間まで話してたの?」
「バカ!お前もしてたろが」
もぅ意味がわからなかった。僕は少なくとも6時には帰っていたし……
「いや、俺帰ったし…」
「はぁ30分ぐらいずと教室の中チラチラ見てたでしょ?そのあとドア開けたらタッチしてきたでしょ?」
「してないって」
「はぁ?いたから!」
「顔は?顔見たの?」
友達は顔を見合わせ
「顔…見てないかも。暗かったし。……お前じゃないの?」
「あぁ…俺本当に帰ったし」
「じゃぁ誰だよ」
今でもって意味不明です。
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