投稿者:ぐっぴー

タイトル:先輩の体験談
こんにちは。前にも投稿させてもらいましたが、今回はあたしの周りの人が体験したっていう話をいくつかしたいと思います。

まず、あたしの先輩の体験。先輩が小さいとき、夏の夜のことだったと思います。そのときは地元のお祭りの帰り?だったかで、先輩と近所の友達は、それぞれのお母さんと家へ向かっていました。そこは小学校近くの緩い坂道で、民家に囲まれているわりにはちょっと寂しい道でした。

先輩と友達は二人でお母さん達のちょっと前を走っていました。お祭りでかなりはしゃいでいたみたいで、けっこうお母さん達と距離があいたそうです。で、周りが暗いからお母さん達が呼んだら、先輩と友達は大声で泣きながら戻ってきたらしいんです。

びっくりしてお母さん達は、なんで泣いてるの?何かあったの?と聞きました。すると二人は、泣きながらこういったそうです。

『向こうから、脚だけのおじちゃんが走って来た』

って。

二人がいうには、真っ暗な坂道を、下半身だけが走りながらのぼってきたそうです。お母さん達には見えなかったらしいですけど。



次は別の先輩の話。先輩は霊感があるみたいで、普段もなにかしら見てたみたいです。これは、その先輩とあたしの友達が、皆で部活の大会のために泊まったホテルでのこと。

女の子ばっかが集まる夏の夜って、自然と怪談大会なんか始まりますよね。このときも皆で一つの部屋に集まって、怖い話をしてたそうです。で、大分盛り上がってきて、シーンとしていた、そのとき。

『あ、今、女の子が走ってった』

霊感のあるあの先輩が、開けっぱにしてたドアの方を見て言ったんです。先輩が言うには、廊下を一人の女の子が、ターッと走ってったそうなんですが、他の誰もそれを見なかったとか。

そして大会が終わり、帰ってきたとき、先輩がもうひとつ教えてくれました。

『あそこのホテルに動物の剥製飾ってあったじゃん。ガラスケースに入って。あの中に子供が入っててこっち見てたんだ』



文が下手であんまり怖くなくてごめんなさい。でも実際にあった話なのは確かです。他にも怖っ!っていう話があるので、また今度。
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