投稿者:ハシラ

タイトル:残暑
それはムシ暑い残暑の午後の事だった…

彼はノドの乾きを覚え台所に向かった…

そこでは先ほど作ったばかりと思われる一杯のアイスコーヒーを見つけた…

彼は天の恵みと言わんばかりに【それ】を飲みほした…

次の瞬間彼の体は凍りついた

自分のした恐ろしい行為に気づいたのだ

彼はみつめた

飲みほしたばかりのグラスをみつめた

目を逸らす事も叶わず今や体中が凍りついていた

そう、そこには









一匹の黒いゴキブリが……
⇒戻る