投稿者:キーヤン
タイトル:旧家の家
投稿とかは初で文才がないから読み飛ばしてもらってもけっこうです。
俺の家の家系は古いらしく、江戸時代から続く農耕武士らしい。そのせいか家はいまでも古くすきま風もふくぐらいである。そのぐらい古い家なので昔からいくつかの変な体験があるから聞いて欲しい。
家の中にはいくつか雰囲気が変な所がある。通路のはし 洗面台 階段 裏の竹藪。この4つだがありきたりなので気にしなかった。
そんなある日霊感のある友人(A)が家に来ることになった。
待ち合わせをして家についたがいきなり友人が
「おいおい…これがお前ん家?」
とか言ってきた。肯定するとAはイッパイいるとか言い出したが、俺が住んでるくらいだから大丈夫だと思い無理矢理家にあげた。
そうして友人にふざけて幽霊がどこにいるか聞いてみたら上記の4つ+αを答えた。まぁありきたりだったので気にしなかったが、俺の部屋に入る瞬間
「うわっ!!」
とか言って逃げ出した。
その日はそれで終わり、翌日なにがあったか聞くと
「窓のカーテン開いてたろ?そこに生首の女と子どもがいた…」
俺は家系の誰かかもと思い無視したが、自覚したときから変なことが起こりだした。
夜中に寝ようて電気を消すとテレビがバチッっとなった。静電気だろと思っていると、今度は押し入れがバチッっと鳴った。
おかしいだろと思っていると、窓が
バンバンバン!!
と誰かが叩く音が鳴った。
俺が寝ていたのは窓際だったのでさすがにビビり下の階の居間でその日は寝た。
それから数日間は部屋でなにもなかったので部屋で寝ていたが、ある日部屋に入ると窓のカーテンの下から細く白い腕が出ていた。
俺はテンパり思考停止状態のなかから腕に近づき、蹴りを入れたのを覚えているww
何発か蹴りを入れた後、腕はカーテンの中に引っ込んでいきカーテンを開けても手はなく窓も開いていなかった。
それからは家ではなにもなかったが友人にそれを話すと
「マジか。アレは先祖とかじゃないが悪いやつでもなかったっぽいからちょっと可哀想やと思うけどww」
と一言
余談
そのどれくらいたったか忘れたが俺の部屋は羽蟻の大群の襲撃を食らい殺虫剤で応戦し、殺したのは数えただけでも100を越えていた。
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