黄色い骸骨
私が小学6年生の時の話です。長いのでめんどくさいならスルーで。
修学旅行が終わって、みんなで撮った思い出の写真が出来上がってきた。しかしそのなかの一枚にみんなが釘付けになった。
『これ、、、何?』
他の班の集合写真に黄色い骸骨の頭の部分だけが窓の外に浮かんでいた。しかもそのグループの中の、一人の顔の右半分が これまた黄色で大きく膨れていた。
その子はショックを受け、保健室に行きました。先生もあの写真についてはもうこれ以上話題にしないように言った。でもみんなは恐怖で怯えていた。何故ならその写真を逆さまにみたら、顔の膨れた部分は窓に浮かんだ骸骨だったんです。
それから7ヶ月後、彼女は脳腫瘍で亡くなりました。余りに短命で、またショックでみんな気が抜けたようになりました。卒業まであと一ヶ月だったのに。
偶然かも知れないけど、あれは死神だったのかも知れません。あれ以来、少なくとも私は死神が存在すると信じています。
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