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鳥取の海で今から10年か12年前かな?冷静に考えたらありえない生き物みました。

確か小学校4年と6年にある臨海学校で鳥取砂丘?の近くだったのかなぁ・・・。砂丘に行った覚えあるんだけど、砂丘の近くだったか覚えてないや。泊まった民宿の名前は覚えてるんだけど・・・。

んでまぁ、とりあえず4年と6年に、うちの小学校は鳥取の海で泳ぐんですよ。4年が600メートル 6年が1200メートル。

書いてて思いだしてきたけど、やっぱり6年生の時の臨海かな。

その年の海は、物凄い澄んでて、本当に底の方まで見えたんですよ。TVで見る沖縄とかハワイの澄んでる海は綺麗な水色のイメージがあったんだけど自分が見た海の底は、綺麗には綺麗だけど、底の岩?とかが見えてて水色というよりは、黒い地肌に透明の水って感じで、綺麗と思うより怖いと思い、その光景だけは今でも瞼を閉じれば浮かんできます。

遠泳が始まってどれ位たったでしょうか。自分は、もともと足の着かない場所で泳ぐのが嫌だったし身体も丈夫なほうではなく、かなり後列でゆっくり自分のペースで泳いでいました。

ある程度泳いでいると、あんなに怖かった透き通った海への恐怖感も薄れ逆に泳いでいる魚を見て、辛い気持ちを紛れさせている自分がいました。

ある程度、上を泳いでいる魚は目で見ても、その輪郭がくっきり分かるのですがその時泳いでいた場所は、結構深かったんでしょうね。底の方にいる魚は、見えてもメダカみたいな大きさに見えていたんですよ

そんな中、底の方に凄く大きい影が見えました。多分泳いでる自分と同じ位の大きさに、その時の自分には見えていました

「うわー…凄い!なま海ガメだ・・・!」

自分は当時、恐竜好きが転じて爬虫類大好きっ子になっていまして海亀が見れただけで大興奮。テンションが凄くあがって、その後無事に泳ぎきる事ができました。

ただ何故かその日以来、海に行くのが、川に行くのが、湖に行くのがとにかく水辺に行くのが怖くて怖くてしょうがないんです。

海とか湖の事を考えると浮かんでくるイメージが、自分にはありまして

「自分が泳いでいる、その真下に自分より遥かに巨大な生き物の影が見える」

と言うものです。

子供時代ならともかく・・・と友達も笑うのですが、怖い物は怖いのです。ただ、何故怖いのか、何故怖くなったのかが判らなかったのです。

友達はジョーズとか海のパニックホラーの影響じゃないの?と言うのですが、少なくともああいう類の映画が大好きな自分がそれで怖くなると言うことは、あまり考えられません。現に遠泳に行く前も見まくっていましたし。

最近、なんでかなと最後に海で泳いだ、鳥取での遠泳の事を考えていると、なんとなく原因がわかりました。

鳥取の海で見た海亀。

魚が物凄く小さく見える深い海の底にいたのに、自分と同じ大きさに見える海亀。子供の時の記憶なので、実際はそんなに深い海じゃなかったのかもしれない底が見える海の深さなんか精々知れているのかもしれません。

けど、それでもあの時見た海亀の大きさは異常でした。五角形の甲羅に羽のような前足・・・。きっと頭が自覚していなくても身体が知ってしまったのでしょう。海には得体の知れない物がいる事を。

それを改めて自覚した時、自分は海に近づくことすら怖くなりました。海にはいます。絶対得体の知れない生き物が。
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