自然な味付け

私の高校は仏教校だから怪談っていうのはあんまり聞いたことがなかった。

ある日の放課後のことなんだけど先生と雑談してて、生物部のお話が出てきたんですよ。なんでも昔、生物部の連中が文化祭の展示品として牛の脳の標本を作ろうってことになったらしくて、屠殺場にいって頭をもらってきたそうな。

その頭を解剖してお目当ての脳味噌を取り出したはいいが、残った残骸の処理に困った。そこで部員たちは裏庭の畑にそれを埋めることにした。その裏庭は生物部が管理しているらしく、先生や生物部員以外は通常、立ち入りできない。

それから時間が経ち、ジャガイモが収穫されるころ。部員たちが収穫されたジャガを食べてみると...味がおかしい!?この味は例えるならばポテトチップスの...そう、コンソメ味だ...!

以後、その畑で収穫されるジャガはコンソメ味だとか。

話を聞いた後日、生物部顧問の先生にそのことについて尋ねてみると、あの頭蓋骨はもう掘り出して処分したとのこと...
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